世界最高の失敗作

そう呼ばれているタルトタタン。
タルトタタンが誕生したのは19世紀後半のフランス、ソローニュ地方のラモット・ブーヴロンという小さな町でした。
ホテルを経営していたタタン姉妹が、お客様にお出しするアップルパイを作ろうとして、生地を敷かずにりんごだけを型に入れて焼いてしまったのがことの発端。
失敗を取り返そうと、生地をりんごの上に乗せて再び焼いてみることに。
型から取り出すとキャラメル状に香ばしく焼けたりんごのいい香りが…..。
という有名なタルトタタン誕生のお話。
理由が分かると型からひっくり返して出す、あの独特な作り方に納得しますよね。

11月のお菓子は、アイシングクッキーのテーマのビックアップルサーカス(教室ではビックスターサーカスと名付けましたが)と、りんごの収穫時期というのもあって、タルトタタンにしました。
安曇野産のグラニースミスを使っています。